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猫の哲学

先日『猫語の教科書』(ポール・ギャリコ著、灰島かり訳、筑摩書房)という本を読みました。猫が幸せな暮らしを送るために、猫の手によって書かれた猫のための本です。猫がいかにして幸せな家庭に入り込むか、賢い猫としてのふるまい、食べ物のねだり方、ベッドのもぐりこみ方、自分専用の椅子の獲得の仕方、人間のてなづけ方、男の人と接する時の注意、女の人と接する時の注意、人間の子供がどれだけ危険か、そして恋をした時の注意、子猫の育て方などなど。読んでいると「そうか、人間は猫にまんまとはめられているのかも」と思ってきます。と、同時に猫の賢さに脱帽です。私は猫が大好きですが、飼ったことはありません。だから、猫と生活をしたことがないので猫の巧妙なやり口を体験したことがありません。それでも、やっぱり猫は賢い生き物だと思うのです。犬より猫の方が優雅で高尚な生き物だと思います。猫にだったら騙されてもいい!猫がいろいろ考えて飼い主をてなづけているとしても、その分、飼い主は猫と生活を送ることに幸せを感じさせてもらっているわけですからね。あぁ、本当に猫と暮らしたい。(実家住まいの私は親の反対を押し切ってまで猫を飼えない)

そして、今日は『きりこについて』(西加奈子著、角川書店)を読みました。美しく、賢い黒猫のラムセス二世が飼い主のきりこちゃんについて書いた本です。きりこはブスなんだけど、両親の愛情をめいいっぱい受けて育ち、子どもの頃は誰からもブスとは言われず、可愛いと言われ続けてきたので、自分は世界一可愛いんだと思っている女の子。でも、小学校5年生の時、初恋の男の子にブスと言われて、初めて自分はブスなのかと考えるようになる。自分を見つめるきりこ。そして出た答えとは?ラムセス二世の唱える猫の価値観と人間の価値観の違い…何より人それぞれの価値観や、容姿の基準はどこにあるのかとか、自分とは何かとか、少し哲学っぽい部分もありますが、いろいろ考えさせてもらって面白かったです。ラムセス二世曰く猫が一番優れているんだって。そうかもなって思った。少なくとも私は人間が一番優れているなんて思わない。あぁ、猫になりたい。

この本の結論の部分に、“人間とは「容れ物」にとらわれ過ぎるところがある。きりこは「容れ物」にはとらわれないけれども、逆に中身こそが大事だと思っている。だけど、初恋の相手のことは「容れ物」にもとらわれていたことに気付いて、人間は容れ物と中身が揃ってこそ、その人になる”というところがあります。著者の言いたいことはもっと深いのかもしれないけど、私はそう解釈しました。本当にそうだな~って思いました。私は太めの体形が気に入らないのだけど、この体があってこそ私なんだ。容姿だけでなく性格や好みや考え方やいろいろなものが合わさって私という人間になっている。

翔くんもあの容姿とあの性格で翔くんであって、だからこそ私の心をわしづかみにした。異性をどこで見るかって質問に、「顔」と「性格」どっちを取る?っていうのがありますが、そんなのおかしい。私は両方です。例えば極端な話、翔くんと似た性格で、仕事もラップやったり、キャスターやったりしていても、顔が違ったら好きにはならないと思うし、逆に顔が翔くんでも全然違う性格だったら好きにならない。あの顔で、あの体型で、あの真面目で熱心で、少々不器用な翔くんだからこそ好きになったんだと思う。

なんか変に語ってしまってすみません。最後に昨日の『嵐ちゃん』の感想を少し。あの~、嵐を氷水に落として何が楽しいんでしょうか?審査員の女性たちはみんなお笑いの方ばかりですし、立場間違ってませんか?落ちちゃった相葉ちゃん、無事だったから良かったけど、びっくりして心臓止まったらどうしてくれるんですか。嵐はリアクション芸人ではないんですけど。またやるって予告出てましたが、辛いなぁ。相葉ちゃんじゃなかったら翔くんが落ちるのか?つまらないからなんて言われて(ノ_-。)真面目がダメですか。アイドルなのに~。5人連続の涙は、翔くんすごいなぁって思いました。みんなあと一息なのに、1分って短いんですね。でも、女優があれじゃぁ笑っちゃうよね。気持ちも入らないよ。でも、最後にはビシッと決めてくれました。さすがだな、嵐。みんな立派な俳優だもんね。

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